思い出BOXって知ってます?これで収納力アップ間違いなし!
① モノの適正量
前回ご紹介させていただいたK様邸のお片づけコーチングの続きです。K様は、シンプルで片付いてて、すっきりした家にしたいとおっしゃられていました。これを目標に、初めに、整理収納のかんたんチェックテストをさせて頂きました。20の項目の中から当てはまるものにチェックを付けて頂き、整理収納レベルの診断をさせて頂きました。診断結果やヒアリングより、モノが多いのにどう整理していいかわからない片付けが苦手ということがわかりました。
まず、自分にとって不要なモノを見極めてもらい適正量を決めていきました。適正量とは、各ご家庭のライフスタイルにぴったりあった、必要なモノの量のことです。なのでご家庭によって、お皿や洋服などモノの量は違うのです。この時、いる・いらないの見極めのポイントは「いつかつかうかも」とか「高かったしなぁ」ではなく、「今使っているか」です。
② 分別開始!
この日の作業は、紙袋と領収書やレターセット、包装紙の整理。紙袋はビニールの袋も含め200枚近くはあるんじゃないかという量の袋たちが出てきました。何年分もの色々な領収書や、包装紙、パンフレットなどもたくさん出てきました。K様と一緒に紙袋を大、中、小とサイズに分けてそれぞれ何枚必要か決めていただきました。中には思い出の袋もあり、どうしても捨てられない袋もあり、この袋には「思い出BOX」を提案し、一つ箱を用意して頂きました。この「思い出BOX」の中には思い出の品を入れます。思い出の品は、この箱に入る量が適正量と決めます。
初めは、なかなか処分できず、「この袋は…」と思い出話に花が咲き作業が中断したりしてましたが、そのうち「これはいいわ!」と次々にいる!いらない!と判断しモノを減らしていくことができました。最後には「案外モノを減らすのって簡単やなぁ」とまでおっしゃられていました(^^)♪
③ これからが大事!
この日は、1坪サイズのウォークインクローゼットの約1割の整理ができました。後日、残りのモノの整理が進んでいるか連絡をさせて頂いたところ、「少しずつだけど整理してます。足の踏み場も見えてきました!」とお返事を頂きました(^^)/ 更に、モノを捨てられない性分だったK様が「まだ捨てられそうなものもある!」とまでおっしゃられています!1ヶ月を目標に残りのモノの整理をして頂くことを約束し、次の作業に移れることを楽しみにしています♪
④ 最後に…
掃除のしやすさや掃除道具の置き場所なども建築士としてそして収納アドバイザーとしてたくさんアドバイスをさせていただきます。そんな私がお客様と一緒に手掛けたお家の施工事例が下記のリンクからご覧いただけます。どうぞご覧ください。