仏間の間取り・レイアウトの注意点【staff:臼井】
舞鶴市・高浜町・福知山市・綾部市で全面リフォーム&リノベーションを手掛けておりますエコビータリフォームです。
こんんちは、臼井です。
仏間のリフォームを考える際、仏壇の配置や収納、デザイン、採光など、細かなポイントを押さえることが大切です。本記事では、伝統的な和の空間を活かす方法から、現代のインテリアと調和させる工夫まで、快適で心安らぐ仏間づくりのポイントを解説します。家族が集まりやすく、日々のお参りがしやすいレイアウトのヒントをぜひ参考にしてください。
仏間の間取り・レイアウトのポイント
もくじ
1. 仏壇の配置
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適切なスペースの確保
- 既存の仏壇を置く場合はサイズに合わせたスペースを確保し、開閉しやすい配置にする。
- 将来、仏壇を買い替える可能性も考慮し、少し余裕をもたせる。
- 奥行は、仏壇の前に、お供え物を置くこともあるので90cm程度と深めが良いでしょう。
- スペースを取るのが難しい場合はコンパクトな置き型タイプを選ぶのも良いでしょう。
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来客の訪問のしやすさ
- 和尚様や来訪者がお参りしやすいように、玄関からの動線も考慮する。
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方角と向き
- 宗派にもよりますが仏壇の正面を南向きまたは東向きに配置するのが一般的です。
- 直射日光が当たりすぎないように調整する。
- 仏間がある上の階は人が歩く居室や廊下ではなく、収納にすると良いという説もあります。
- エアコンの風が直接当たる配置は避けましょう。
2. デザインとインテリア
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和風・洋風のバランス
- 伝統的な和室にするか、モダンなデザインを取り入れるかを決める。
- フローリングの部屋でも違和感のない仏間デザインも可能。
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壁や床の素材
- 自然素材(無垢材・珪藻土・和紙など)を使うと落ち着いた雰囲気に。
- 洗練された雰囲気を出すならダークトーンの木材や間接照明を活用。
3. 収納スペースの確保
- 仏具や線香・お供え物の収納
- 引き出しや棚を作り、供養に必要なものをすっきり収納できるようにする。
- 扉付き収納にすれば、生活空間と調和しやすい。
4. 採光と照明の工夫
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間接照明を活用
- 柔らかい光を使うことで、落ち着いた空間を演出。
- 仏壇の内部にもLED照明を設置すると、見やすくなる。
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自然光の取り入れ方
- 適度に光が入るようにしつつ、直射日光を避ける配置にする。
- 障子やすりガラスを使うと、柔らかい光を取り入れやすい。
5.当社の施工事例
仏間レイアウトプラン
今回の事例は、お客様のご要望をお伺いし、造作で仏間を作りました。コンセントや下がり壁の内側に照明を配置。
掛け軸用のフックを取付けたり、下部には仏事用具を仕舞える収納も設けています。
仏間施工例写真ナチュラルな和モダンインテリアに馴染む仏間!
仏間だけでなく、お家のリフォームをお考えの方へ、快適で心安らぐ空間づくりのポイントを、専門家が詳しくご紹介するイベントを開催します。仏壇の配置や収納、デザインの工夫など、実例を交えながらご提案。伝統と現代の暮らしに合ったレイアウトを知り、理想の住まいを実現しませんか?ぜひ会場で実物をご覧いただき、ご相談ください。