大型リフォーム建築確認手続きの対象へ
【staff:臼井】
舞鶴市・高浜町・福知山市・綾部市で全面リフォーム&リノベーションを手掛けておりますエコビータリフォームです。
こんんちは、臼井です。
大規模なリフォームを行う際は、まずは工事が建築確認申請の対象となるかどうかを確認することが重要です。適切な申請手続きを行わないと、後から問題が発生する可能性があります。
『脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律』(令和4年法律第69号)により、建築確認手続きの対象の見直しが行われ、
2025年4月から木造戸建ての大規模リフォームが建築確認手続きの対象になります。
今回の法改正によるポイントは3つです。
①木造戸建て大型リフォームが建築確認手続きの対象
②建築士による設計・工事監理が必要
③建築確認手続きの期間や費用に注意
①建築確認手続きの対象へ
二階建ての木造戸建等で行われる大規模なリフォームで、2025年4月以降に工事に着手するものは、事前に建築確認手続きが必要となります。キッチンやトイレ、浴室等の水回りのリフォームや、バリアフリー化のための手摺やスロープの設置工事は手続き不要です。
改正前と改正後の変更は以下の図のようになります。新2号建築物の対象となる建築物で、
木造2階建て
延床面積が200㎡超の木造平屋建て
の場合、建築確認が必要です。
出典:国土交通省チラシ
大規模なリフォームとは?
建築基準法の大規模の修繕・模様替にあたるもので、建築物の主要構造部(壁、柱、床、はり、屋根または階段)の一種以上について行う過半の改修等を指します。
②建築士による設計・工事監理が必要
延べ面積が100㎡を超える建築物で、大規模なリフォームを行う場合は、建築士による設計・工事監理が必要です。(建築基準法第5条の6の規定による)
③建築確認手続きの期間や費用に注意
リフォームで確認申請が必要な場合、工事とは別に手数料と書類作成の費用がかかります。確認申請は、建築士に依頼するのが一般的で、工事内容にもよりますが、15~20万円の費用がかかるケースが多いです。また、確認申請の手続き自体にも1ヶ月程度かかる場合もあります。リフォームをする場合は、完成希望時期を考慮して早めに相談するのが良いでしょう!
これから、大型リフォームやリノベーションをお考えの方は、お気軽にご相談下さい。