1. 壁紙貼り替えやペイントで“ビフォーアフター”研究
家の印象をガラリと変えるのに、意外と手軽なのが壁紙の貼り替えやペイントです。小さな一面だけの「アクセントウォール」なら、材料費も少なく済み、作業時間も半日〜1日程度で完成します。作業前に家族で完成予想図をスケッチしておくと、研究っぽさが増します。
実験の流れ(ステップ)
- 準備:家具移動、床や家具の養生を行う。
- 古い壁紙をはがす(ペイントの場合は下地処理)。
- 新しい壁紙を貼る or ペイントを塗る。
- 仕上げの確認と写真撮影(ビフォー・アフター)。
観察ポイントは「光の入り方で色がどう見えるか」「部屋の明るさの変化」「家族の印象アンケート(好き・嫌い)」など。写真を時間帯ごとに撮ると、色の見え方の違いがよく分かります。工作や美術が好きなお子さんにもおすすめのテーマです。
2. 家の断熱性能を調べて改善してみる実験
「断熱」と聞くと難しく感じますが、自由研究レベルなら簡単な測定とプチ改善でOK。まずはサーモグラフィアプリや複数の温度計を使い、家の中の温度分布を調べましょう。窓際や玄関、北側の部屋などを同時に測ると、どこが熱の出入り口かが分かります。
実験の流れ(ステップ)
- 測定:複数箇所で時間帯を変えて温度を記録する。
- 仮説:どの場所が熱の出入りが多いか予想する。
- 改善:断熱シート、隙間テープ、厚手カーテンなどを試す。
- 再測定:改善後の温度を同条件で比べる。
結果は表やグラフにまとめると説得力アップ。改善前後を比較すると、目に見える「数値の変化」が出やすいので、科学的なレポートにもなります。省エネの観点からも実用的なテーマです。
3. 水回りの掃除+ちょいリフォームで衛生度アップ研究
キッチンや洗面、浴室は汚れや菌が溜まりやすい場所。自由研究としては「掃除前後の衛生状態の変化」をテーマにできます。写真だけでなく、スマホ用の簡易顕微鏡や虫眼鏡で拡大観察すると研究らしさが出ます。
実験の流れ(ステップ)
- 記録:掃除前の写真・観察記録(汚れの種類、範囲をメモ)。
- 掃除:重曹・クエン酸・市販洗剤などで洗浄。
- ちょいリフォーム:抗菌シート、防カビパッキン、水栓の交換などを実施。
- 再記録:同じ場所を同条件で写真・観察して比較。
比較結果から「どの対策が最も効果的だったか」をまとめると、生活に直結する価値のある研究になります。写真と感想を添えれば、提出用のレポートとして十分な説得力があります。
まとめ
家のリフォームは「大掛かりでお金がかかる」というイメージがありますが、今回の3つはどれも手軽にチャレンジでき、夏休みの自由研究にも最適です!ビフォー・アフターの写真や測定データを添えれば、学校の課題としても目立ちます。
数字や写真で変化がハッキリ見えると、「あれ、リフォームって面白いかも!」って気持ちになりますよね。もし今回の研究でちょっとでもお家の変化に興味が湧いたら、ぜひ気軽に建替え相談会にも遊びに来てください。